サラリーマン見習い日記5/加藤亮介

電車で流れる普段目にしない企業のコマーシャル、3月の大手企業の採用活動の解禁から、本格的な就活を知らせる風物詩の一つではないでしょうか。

2年前は就活生として、1年前は新入社員として、同じスーツを着て吊革につかまっていたと思うと、4月が私にとって特別なものになっていくのを感じます。

先日、私の会社の新卒向け企業説明会で就職活動にかかわる機会をいただきました。部門ごとのブースで学生を前に説明をするのです。部門の代表としてこうした機会をいただけることに感謝し臨みました。当日一回目の説明、学生の方のメモを取る姿、真剣なまなざしに励まされスライドを送っていきましたが、最後の質疑応答で私と学生との間に大きな距離を感じました。「質問はありますか」「ざっくばらんにお答えします」といっても学生からの反応がないのです。隣にすわる参加者同士はライバル、私の説明では積極的に手を挙げづらい雰囲気を壊すことができませんでした。「新卒に一番近いのは加藤君だから」と説明会を任せてくれた先輩を裏切るわけにはいきません。

後半の説明会では質疑応答の時間を短くし、説明中に「○○といえばなにを思い出す」と問いかけを多くいれ、学生の声が聞こえるようにしました。その日最後の説明、決して大きくはないブースですが、来てくれる学生を見たときはとても嬉しかったです。

今年4月、私のカレンダーに「はじまり」の文字はありません。就活生の方、新入社員の方、全員同時にスタートを切らずとも、私たちは日々、自分だけのスタートラインを引くことができるのです。みなさんが素晴らしいコースを走れることを心より願っております。

城南タイムスWEB編集部

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