「氷の楽器コンサート」〜ノルウエー演奏者が貴重な音の贈り物

非常に珍しい氷の楽器のコンサートが2月20日に開催された。会場のギャラリー南(西糀谷2丁目)には関係者のほか約60名の小学生も招待された。

熱心に聴く小学生たち
珍しい氷のホルン

演奏を行ったのは打楽器奏者テリエ・イースングセットさん。世界でたったひとりの氷の楽器演奏者だ。マリア・スクラネスさんがボーカルを務めた。二人の故郷ノルウエー大使館参事官トム・クナップスクーグさんも姿をみせ児童と一緒に演奏を楽しんだ。

長方形で透き通った氷のかたまりにテリエさんは両手に持った氷の棒をテンポよく叩く。音色は氷を砕く「ガッチャガッチャ」という響きに近い。それにしても耳に入る音が実にリズミカル。コンサートは40分ほどであったが、みなテリエさんの演奏に酔いしれた。

この催しのサブタイトルは「東京の音を楽しむ」とある。東京を代表する銘酒「澤乃井」の小西酒造が協力し、楽器の原料は奥多摩の名水を冷却させた氷を使用した。清酒の仕込みの水というからどうりで酔いしれるわけだ。

完成まで3日もかかったという。楽器は冷凍車で慎重に運び会場でも氷がとけるのを防ぐため暖房はNGという徹底ぶり。

しかし、ここまで大切に扱われた氷の楽器もコンサートが終わると解凍され自然に戻された。残念で惜しい気がする。企画制作はOffice Ohsawa、フィッカ。日精ピーアール主催。

左よりボーカルのマリアさん、演奏のテリエさん、大使館のトムさん

城南タイムスWEB編集部

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